水戸まちなかフェスティバルでタウンモビリティを実施しました!
以下、コモンズのインターンとして、タウンモビリティで終日活動にご協力いただいた古山さんからのレポートです。
9月24日(日)、「水戸まちなかフェスティバル」が開催されました。
その中で、コモンズは「タウンモビリティ」を実施。水戸がバリアフリーの街になるようにと、今年で6回目の取り組みとなりました。
今年も14団体の連携のもと、アイマスク・白杖体験、車椅子の無料貸出、水戸特別支援学校の生徒の作品展示・販売、障がい者就労支援施設によるお菓子やパン、コーヒー、野菜、雑貨などの販売、茨城交通によるらくがきバスや乗降体験、茨城県作業療法士会による子ども向けリハビリ体験など、盛りだくさんの内容となりました。
今回はお天気にもめぐまれ、過去最高の10万2000人の来場があったそうです(本部発表)。その中で、まちなかを「困難」と感じた方は、どのくらいいたのでしょう。
実際に白杖で歩いている方は、人混みで点字ブロックを歩けず、行き先を見失っていました。年配のご夫婦には、「休める場所がわからないから、ちょっと椅子を貸してください」と頼まれました。声が出せない電動車椅子の方は、前の人に気づいてもらえず、その場から動けずに困っていました。
そもそも、前回のサロンでも話題に上がったとおり、タウンモビリティは、コモンズ設立前から行っていた取り組みです。そのため、コモンズが中心となり、水戸まちなかフェスティバルで、タウンモビリティが行われるようになりました。
20年以上前の取り組みが再考され、大きなイベントの中に戻ってきたのです。その意味、必要性を改めて心に刻みつつ、私達の心もバリアフリーにし、これから更に、水戸のまちなかを誰もが歩きやすく、移動しやすくしていけたらと思いました。
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。