2004年度事業/「ひきこもり」からの回復を支えるために報告
はじめの一歩をどうつくるか
ひきこもりからの回復の支援に関わる団体の紹介
1月22日に行われた「ひきこもりかの回復を支えるために〜はじめの一歩をどうつくるか」で報告した団体を紹介します。
いばらき「里芋の会」「引きこもりの若者の会OFA」
- 長年不登校の子や親への相談を行ってきた、つくば子どもと教育相談センターを母体に、引きこもりの若者の親を中心につくったのが里芋の会。3年前に発足しつくばを中心に活動している。(全国組織KHJ全国親の会にも加盟)
- 毎月定例学習会を行い、親子のコミュニケーションの取り方などを親が学んでいる。
- 若者の会OFAでは、青年同士が悩みなどを話し合うグループミーティングやプライベートミーティング、合宿、会報の作成、料理やパソコンの教室、旅行など青年が主体的に活動している。
(詳しくはFAX 0297-42-7751 090-6718-9730 菊地さん)
- 5年前に発足した元教員集団で、旧里美村に宿泊可能な施設を持つ。
- 子どもたちが自然の中で体験ができるよう3日間のキャンプを行ったり随時宿泊者を受け入れている。登校困難な児童の支援・引きこもり青年の支援と自然を守る活動をしており、周辺のハイキングコースを整備したり森林保護、古代の暮らしの体験ができる竪穴式住居も設営。
- 青年の受け入れにあたって年齢は問わない。宿泊費用は1泊1300円で食事は自炊。屋外での軽作業をしてもらう。
- カウンセリングは行っていないが、相談があれば知りうる範囲でお応えする。親とともに数日間過ごし、その後、本人のみ受け入れる
- 食事は生活の基本。家以外の場所でいっしょに暮らすことによって、家庭とは異なる環境で、親子の関係を綿密にする契機となる。
(詳しくは TEL:0294-70-7007 深谷さん)
- 親を対象として勉強会(隔月)とカウンセリングを行っている。
- 聞く力はロールプレーを通じて学ぶ。親への悪口を、どう受け止めるのかなど。子どもと向き合うための基本的なことを学ぶ。
- 子どもにはフリースクールを開設し通信高校単位になるよう学習の指導をしている。登校してくる子どもが進学したり就労し自活できることを目標にしている。学習のほか、スポーツやレクリエーションも行っている。
- 寮(6部屋)があり、家庭内が混乱していて家での学習が困難な場合などに入所してもらう。
- 親が子を受け止め、接し方を変えていくために子どものストレスになることをしないようにするための訓練を行う。
(詳しくは TEL:029-842-3638 水野さん)
With
- 土浦にある不登校親の会で設立して9年。毎週水曜の午後土浦二中地区公民館で「出会いと安らぎ」の場を開いている。
- 親同士の力でお互いを支え合う活動で話し合いの他の活動は子どもや親の要求に対応している。
- 集まって話し合うことで、親として何ができるか。何をしてはいけないのか 見聞きしわかるようになる。
- 幼稚園の不登校から大学生、ニートまで年齢も様々。
- ここに来れば受け止めてくれ親子が楽になれる場を目指しており、子どもが勉強したくなれば元先生が教える
- 子どもが自分で選ぶことが大切で、自ら決めたことを自分の力で行動できるよう支援している。
(詳しくは TEL:029-824-6226 杉本さん)
茨城NPOセンター・コモンズ コミュニティレストランとらい
コモンズの本来事業は市民やNPO向けの研修や相談などの支援だが、そこで関わる人から「ひきこもりの青年たちが困っている」という多くの声を聞き2年前にトライスペース事業を興した。外に出られるようになった青年を対象に、事務所でのオフィス軽事務作業やレストランでの調理接客の実習、他事業所の見学、ボランティア活動を行う
とらいスペースで活動している青年の声
- はじめは接客もぎこちなかったが、常連のお客さんの笑顔をみるのがうれしくなって仕事に張りがでてきた。
- 家にいるとふさぎがちになるが、仲間を会え受け入れてくれるところがあることに安心を覚える。
- 仕事だけでなくハイキングなどを通じて、自信を取り戻しつつある。
(詳しくはTEL:029-300-4321 朝川)