Ibaraki NPO Center - COMMONS
地域開発のための新たな資金循環の仕組み - 社会変革型NPO・米国タイズ財団の挑戦
タイズ財団(1976年サンフランシスコで設立)は、様々な個人、家族、機関から小規模な資金を集め、寄付者の意向に沿って助成事業を展開する基金(DAF - Donor Advised Fund)で成り立つ先駆的な「コミュニティ財団」である。新しい試みにリスクを覚悟で次々と新種の事業に取り組み、DAFや共同事務所施設、そしてNPOマネジメント支援組織(タイズ・センター)、さらにはオンライン寄付などのインフラをつくり、積極的にNPO支援事業を行っている。
最近では、「アメリカ初のNPO所有の証券会社」事業にも乗り出し、NPOの資金づくりの新しい実験を行っている。資金、場所、マネジメントの側面から総合的なNPO支援モデルをつくりあげた米国でもまれに見る同財団のユニークな挑戦は、今後の日本のNPO支援のあり方を考えていくための刺激的な好機となろう。