Q. ボランティアグループとNPOの違いは ?

A. ボランティアグループや法人格をもたない市民団体も広義のNPOですが、NPO化すると、有給の職員をおいたり有償の事業を行いやすいという点があります。日本ではボランティアというと無償、ただ働きというイメージがあるからです。実際に介護などのニーズに応えようとすると活動頻度が増え、専従者が必要になります。専従者の生活を維持するには人件費が必要です。会員の手弁当による活動の限界をNPO化することで乗り越えられるのです。NPO化することは仲間内の会を外部に開くことを意味します。誰でも会員になれるようにし、活動情報の文書化などに手間をかけることは、既存のメンバーにとって必ずしも都合がよくないこともあります。それでも会の使命を第一に考えて、いろいろな立場の人の協力を集める動きが、様々な人に自己実現の機会ともたらし、日本に公(パブリック)を作っていくことにもなります。地域でNPOが育つということは人々が活躍できる場を増やし、人と人のつながりをつくることなのです。