茨城NPOセンター・コモンズ
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代表理事のご挨拶


 この度、代表理事となりました横田です。大学時代の恩師でもある帶刀先生に代表になっていただき、NPOで地域を変えようとの想いをもった仲間でコモンズを立ち上げて16年目になります。帶刀先生に続き代表を務めていただいた斎藤先生から、いよいよバトンを受けることになり、身が引き締まる想いです。

 コモンズのような中間支援は、施設管理などを受託しない場合、安定財源をつくるのは困難です。そのため、他に取り組む団体がなかなか出てきません。ひきこもりの青年の支援や外国児童の教育問題も公的財源がつきにくく、担い手が増えません。私にはニーズがあるのにやる人がいないなら自らやる、それがNPOというものだ、という発想が染みついているようです。

 幸いニーズを調べるところから出発して活動を企画すると、助成金や仲間が得られたり、円卓会議を通じてバラバラに取り組んでいる人をつなぐと、新たな動きが生まれてきます。安定財源や事業の縛りがなかったことで、常に現場の地域課題にもチャレンジできたことは幸いでした。お金に代えられない様々な人、組織とのつながりができたからです。何もない中からよく毎年これだけの仕事やお金をつくってこれたと思う一方、それでも赤字の年も多くあります。これを5年でなくすこと、そのためには、核になる事業が必要です。NPOの会計労務を支援する事業と、これまでのコモンズが蓄積してきた相談力と企業との関係を活かせる就労支援を柱にしていきたいと思っています。

 5年前から常総で日系ブラジル人の労働や教育問題に関わるようになり、社労士やポルトガル語の学習も少しずつ続けています。先日ある方に、外国児童の教育という部分だけを見ていると仲間は増やしにくい、今の教育制度あるいは家庭が置かれている状況、一言で言えば格差の拡大と自己責任主義ゆえに、学んだりキャリアを形成する、つまり幸せを得るための道が閉ざされている、という構造を見て、この構造を変える運動をしなければ力が結集できない、と言われ、ハッとしました。学生時代、教育社会学を学びながら、いつも考えていたことだからです。そうした原点に立ち返りながら、多くの方々と、共に考え、共に動いていく、そんなCOMMONSを次のステージに発展させていけるよう、理事、スタッフ、そして会員の皆さんと共に取り組んでいく決意です。どうぞよろしくお願いします。


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平成27年7月
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
代表理事 横田 能洋
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