Ibaraki NPO Center - COMMONS
東日本大震災発生から数カ月経つものの、常磐(茨城+福島)地域はまだ災害の中にいます。状況は改善してきているものの、平成23年6月下旬現在、福島県いわき市には310名が13ヶ所の避難所に、茨城県内には福島からの避難者251名がいまだに避難所や施設生活を強いられています。また、原発事故による農作物・水産物などの風評被害や、水道水の放射能汚染も心配されています。
ところが、特に震災直後は茨城のこういった状況がマスメディアであまり取り上げられず、同じ被災地の宮城や岩手などと比べ、支援が手薄となっていました。茨城は被災地ではないといった誤った見方さえも生まれています。
私たち茨城NPOセンター・コモンズは、茨城県域で活動するNPOセンターとして、県内NPO、行政、企業、生協、メディア、および全国で活躍している災害救援組織との連携により、『ホープ常磐プロジェクト』として東日本大震災の被災者を支える活動を続けています。特に、北茨城市などの茨城北部、また原発事故の影響下にある福島県いわき市などに集中して、以下の5つの事業により重層的に被災者を支える活動を重ねています。詳細はコモンズのブログやコモンズ災害ボランティアチーム『ホープいばらき』のブログをご覧ください。
こうした私たちの活動だけではなく、地震からの復興に取り組む常磐地域(茨城+福島)のNPOや市民による自発的な活動を広くご支援いただくべく、震災直後より『ホープ常磐募金』を開始しました。6月末現在、これまで200名・団体を超える方々から、約935万円のご支援をいただいております。被災された方々の生活に必要なサービスを持続的に提供する市民活動を、ぜひ寄付によって応援してください。
被災地に、希望(ホープ)をつなぐために。
全画面スライド・ショーはこちらをクリックしてください。上記5つの活動のため、大切に活用させていただきます。特に、被災地と茨城を結ぶバスの経費や、現地での拠点維持費・連絡調整などに活用させていただきます。
ホープ常磐プロジェクト(事務局:認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
*土日・祝祭日はお休みです。